自宅で梅酒作り体験ができる「蝶矢梅キット」が映えに映えていた話。


2020年春、新型コロナウイルス感染拡大防止のため日本全国で緊急事態宣言が発令された。仕事は長期の間テレワークが基本となり、私自身も自宅にいる時間がとても増えた。そんな自粛期間の楽しみとして、何か家でできることはないかとインターネットで探していた時に、梅酒作り体験ができる「蝶矢梅キット」を見つけた。

期間限定の蝶矢オンラインストア / Image: 蝶矢

梅酒で有名な蝶矢(ちょうや)の梅酒作り体験ができるキットで、期間限定のネットショップで購入した。ネット通販の運営状況は蝶矢の公式ホームページで確認してほしい。

京都には蝶矢が店を構える「梅体験専門店 蝶矢」があり、今やファミリーやカップルに人気のスポットになっている。今回購入した「蝶矢梅キット」は、本来この「梅体験専門店 蝶矢」の実店舗で入手できるものだ。

たまたま期間限定のネットショップで見つけることができたのはラッキーだった。機を逃してしまった人には、今後のネット通販対応が待たれる。

蝶矢梅キット / Image: 蝶矢


キットのサイズはS, M, Lの3種類あり、Sは梅酒1杯分、Mは3杯分、Lは6杯分が作れる。

サイズを選んだら、梅(5種類)と砂糖(5種類)から好きなものを選ぶ。自分好みの梅シロップを作れるというわけだ。通販のページにはそれぞれの梅の特徴や、組み合わせに最適な砂糖の種類が説明されており、初めての方でも選びやすい。


注文から2日で冷凍便でキットが届いた。キットの内容は、ボトル(400mlサイズ、耐熱ガラス製)、梅(冷凍)、砂糖、レシピ帳。可愛らいいパッケージの箱に入って届く。


私は今回、和歌山県産の完熟南高とこんぺい糖の組み合わせで購入した。(最も映えそうな組み合わせを選んだ。)

早速、レシピの通りに梅酒作りに挑戦。作業はいたって簡単で、同梱されているボトルに梅とこんぺい糖を交互に入れ、最後に好みのアルコール度数20%以上のお酒を120ml注ぎ込めば完了。梅シロップなら1週間、梅酒なら1ヶ月後に出来上がり予定だ。(案外辛抱が必要であった。早く炭酸水で割って優勝したいものだ。)


実はこの蝶矢梅キット、リユース(再利用)が可能である点も魅力的だ。期間限定でOpenするネットショップでは、梅シロップの材料となる梅や砂糖のみを注文することが可能で、別の梅や砂糖の組み合わせを試すことができる。

通販でのリユースに加えて、「梅体験専門店 蝶矢」の実店舗でも再利用が可能となっている。関東の方々に朗報だが、2020年の6月に鎌倉店がOpen予定であることがホームページに記載されていた(2020年5月現在)。コロナウイルスの状況が開店時期に影響する可能性があるため、蝶矢の公式HPをチェックしてほしい。

よく見かける梅酒作成キットは、大きなプラスチックの容器に大量の梅と砂糖をぶち込んで大量の梅シロップを作る仕様のものが多い。私自身も子供の頃に祖母の家で見たことがあるくらいで、あまり馴染みがなかった。そんな中、今回見つけた「蝶矢梅キット」は、このちょっとした非日常を手軽に、手頃な値段で体験できた点が素晴らしかった。

もし家族で梅酒作りを楽しみたければ、蝶矢公式のものでなくても、容器、梅、砂糖があれば梅シロップの自作ができる。容器自体はAmazonなどのネット通販でも同様の容器が購入できそうだ。

今回は、週末の楽しみにぴったりな梅酒作り体験ができる「蝶矢梅キット」をご紹介した。興味がある方は蝶矢の期間限定オンラインショップをチェックしてみてはいかがだろうか。

SHOP INFO

梅体験専門店 蝶矢

Googleマップ

京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町 108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F

営業時間: 11:00AM – 7:00PM
定休日: 不定休 (年末年始・お盆を除く)