日本特有の文化のひとつである「ハンコ(印鑑)」。新型コロナウイルスの流行によって、はんこ文化も「ペーパーレス化」や「電子サイン」の波にのまれ衰退の道を辿っているのかもしれない。
そんな中、あえてアナログな印鑑が欲しくなった。ちょうど引っ越しのタイミングで契約の際にハンコが必要になったのだ。今までハンコについてちゃんと考えた事がなかったので、この際に銀行印と認印をしっかりと使い分けようと思い、認印として使用する印鑑を買うことに決めた。
認印は実印や銀行印のように、どこに提出することもない割と自由なデザインを自分で選ぶことが可能だ。せっかくなら“普通じゃない”おしゃれなデザインの印鑑が欲しくなった。
そんな時見つけたのが、おしゃれなオリジナル書体が魅力的な印鑑を販売している“Sirusi“だ。

初めてWebサイトを見たときは、「こんなモダンなデザインの印鑑が作れるのか!?」と衝撃を受けた。”普通じゃない”印鑑のデザインがずらりと並んでいた。

Sirusiには様々なオリジナル書体が揃っている
“Sirusi”が他の印鑑通販サイトに優っている点は、オリジナルデザインの多さだ。単にAかBかを選ぶのではなく、いくつものデザイン系統から自分のイメージにあったものを選択できる。
どれも洗練された美しいデザイン(sirusiさんの言葉で言えば”デザ印“)となっていて、ひとつに決めるのは時間がかかる。とても迷う。

今回、私は”バッジタイプ”のデザインを選んだ。細くスタイリッシュな崩しすぎない書体は、ある程度フォーマルな書類にも遊び心を見せられると思ったからだ。
その他のデザインサンプルは”Sirusi”ホームページ (https://www.sirusi.jp) で確認できる。
ようやく好きなデザインを選べたと思ったら、今度は印鑑の素材を選ぶことになるわけだ。

天然木材やカーボネクストのような人工素材も選ぶことができる
またすごい数の選択肢だ。ある程度の予想はしていたが、素材の種類にもまた頭を悩ませるのである。
ただ、親切なことにSirusiではそれぞれの素材の特徴を説明してくれており、参考にしながら選ぶことができた。

印鑑と言えば黒のイメージがあり、マットブラックな素材と迷ったが、今回作成する印鑑は認印用ということで、柔らかな印象がある「稲羽すぐき」という木材を選んだ。

デザインと自分の名前を決めたら、印鑑に掘る名前を入力して購入画面に進む。購入前にデザイン校閲の有無を選択できるので、印鑑が急ぎで必要な場合を除いて、提案されたデザインを確認・修正するために、デザイン校閲を”有”にして注文することを勧める。
注文して数日以内にSirusiからメールでデザイン案が送られてくるので、修正が必要であれば修正する。デザインが気に入ればデザイン校閲を完了させ、完成した商品を待とう。
デザイン校閲を済ませてから数日ほどでデザインした印鑑が届いた。このワクワク感がたまらない。梱包の中から姿を現したのはとても可愛らしいパッケージだ。

そしてついに自分オリジナルの印鑑とご対面のお時間がやってきた。

ふぉお。素敵だ。シックでかっこいいその容姿にやられた。
実は今回、印鑑ケースも併せて購入していた。牛革を使用したメイドインジャパンの一品で価格は2,200円とかなりお手頃。実際に手にとってみても2000円とは思えない高級感が気に入った。

そして印鑑ケースをパカり。印鑑ケース内側の茜色に生える木材の色合いに趣がある。印鑑の柔らかな書体と違ったシックな外観も、まさにギャップ萌えだ。
Sirusiさんの対応が迅速だったため、念願だった引っ越しの契約にも間に合った。不動産屋のお姉さんも”一見普通の”印鑑から押されたモダンなデザインの印章に驚いていた。その反応を見れただけでも、いいお買い物ができたと実感することができた。

今回は、オリジナルデザインのハンコ通販Sirusiで購入した印鑑をご紹介した。誰でも自分の好きなデザインを選んで、名前を入力するだけで簡単におしゃれな印鑑を作ることができるSirusi。これを機にあえてアナログな、それも“普通じゃないデザイン”のハンコを手にしてみてはいかがだろうか。