【東京】住宅街にひっそりと佇むノスタルジックな文具店 | つくし文具店


JR中央線国立駅北口から20分ほど歩いた静かな住宅街に佇む、まるに「つ」の文字が目印のつくし文具店。

名前の由来は店主のお母さまの旧姓「筑紫」から来ている。元々は小さな文具店として地元の人々に愛されていたお店が、閉店してから14年間という長い休業期間を経て店主があとを継いだそうだ。




つくしの頭文字から、お店のテーマは「つながる くらしと しごと」と付けた。そのテーマ通り、月に1回「小さなデザイン教室」が開催され、デザインについて学ぶ機会を提供しながら、多くの人のコミュニティスペースになっている。

お店の中に入るとまず目に入るのが大きな黒板。これはリノベーションをする際に「つながる くらしと しごと」というテーマを基に、白を基調とする外装と黒板のある内装がデザインされたそうだ。




並ぶのはつくしオリジナルの文具。シンプルでおしゃれな、どこか素朴さも感じられるアイテムの数々。暮らしになじむ文具がもっとあってもいいのでは?というところからオリジナルの商品開発が始まっているそうだ。

飽きが来ないデザインと使いやすさでリピート買いされる方があとを絶たないというのも納得できる。

お母さまの時代では実現ができなかった、ネットショップでの購入も可能になった。




つくし文具店ならではのユニークさは、スタッフが日直制を取り、それぞれ本業を持ちながらも月に数日間はお店番をしているところにある。Twitterを見れば今日の日直が誰なのか確認することができるようだ。店番の方々が気さくに話しかけてくれるので、ついついしゃべりすぎて時間を忘れてしまう。

企画展などイベントも不定期で開催されている。ふらっと立ち寄ると何か新しい発見ができるかも。

お母さまと2代目店主の思いを乗せた「つくし文具店」に一度足を運んでみてはいかがだろうか。


SHOP INFO

つくし文具店

Googleマップ

東京都国分寺市西町2-21-7

営業時間: 13:00~18:00 (8月のみ14:00~19:00)
定休日: 火曜日・木曜日